概要
プログラミングを使った開発において考えるべき要素は様々に渡ります。チーム開発・保守・スケーラビリティ・テスタビリティ、etc...
多くの人が試行錯誤を繰り返していくうちに、様々な思想や理念原則が生まれていくのは当然といえます。
そうした思想や原則をもとに開発するために有用なものの一つが、フレームワークを利用することです。
フレームワーク#
フレームワークとは、そのまま訳せば「枠組み」、「ひな形」という意味になりますが、物事を進めるうえで有用な手順のようなものと言っていいでしょう。
例えばパワーポイントにはテンプレートというものがあります。 テンプレートを一度選択すれば、新しく作成するページはすでにある程度のボックスやテキストが入力されています。 これによってユーザーの自由度が犠牲にはなりますが、代わりに簡易性と全体としての統一性をもたらしてくれます。
プログラミングにおける同じものがフレームワークだと考えてよいでしょう。
フロントエンドフレームワーク#
色々なプログラミング言語でそれぞれの特性を活かしたフレームワークが開発・提供されており、作りたいものによって何を使うのか、作り手が判断する必要があります。
フロントエンドを開発する上で利用できるフレームワークには、フロントエンドとバックエンドが同梱されているフルスタックフレームワークや、フロントエンド特化のフレームワークなどがあります。
フルスタックフレームワークには、例えばRuby On RailsやDjango、Laravelなどがありますが、フロントエンド特化のJavaScriptフレームワークが発達していくにつれ、最近ではフロントエンドとバックエンドで別々のフレームワークを利用するケースが増えているようです。
2021年現在で代表的なフロントエンド特化のJavaScriptフレームワークは、主に「React.js」、「Vue.js」、「AngularJS」などがあげられます。(最近ではSvelteが脚光を浴び始めています。)
一番利用されているのはReact.jsですが、ここではVue.jsを利用してみましょう。
以後、フロントエンド(JavaScript)用のフレームワークを簡単に扱って、概要だけでも理解できるようになることを目的とします。